「イベント×写真をテーマとしたマッチングプラットフォーム」の提供によるスポーツ支援の取り組みを開始~競技者は観戦者が撮影したベストショットを購入可能に~

 
前橋市と株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、2018年9月30日(日)に開催される、まえばし赤城山ヒルクライム大会において、ICTを活用したまちづくりを推進することを目的として「イベント×写真をテーマとしたマッチングプラットフォーム」の実証実験(以下、本実証実験)を実施いたします。

本実証実験は、2018年5月10日(木)に前橋市とドコモで締結した「前橋市におけるICTを活用したまちづくり推進に関する連携協定」の一環として、マラソン・自転車などのスポーツ大会のさらなる活性化による地域創生をめざして行うものです。
 

本実証実験実施の背景

米国では、マラソン大会および自転車競技大会で沿道の人が撮影した写真を競技参加者が購入するいわゆるCtoC売買は、自身の競技時の写真を購入でき、多くの枚数がアップロードされるなどの理由からニーズが高まりつつあり、過去に1,000以上の大会で実施されています。

そこで、日本における様々なニーズや、大会の活性化に資する取り組みとなるかどうかの検証のため、沿道の人が撮影した写真を競技参加者が購入する販売モデルの実証実験を前橋市で行うことが決定しました。

実証実験概要

沿道の人がカメラやスマートフォンなどで撮影した写真を競技参加者に販売できる「イベント×写真をテーマとしたマッチングプラットフォーム」を提供し、「競技参加者と地域住民・観光客を含む沿道の人との、双方の参加活性化」を実証いたします。

本実証実験の実施にあたり、ドコモおよび米国現地法人のドコモUSAは、米国企業のFLASHFRAME社と協業し、「イベント×写真をテーマとしたマッチングプラットフォーム」を提供いたします。
FLASHFRAME社は、2014年設立のスタートアップ企業で、米国内ではシカゴのランナーズ協会など数多くの団体、大会で採用された実績があります。

また、ドコモUSAとの協業により、2018年4月にユナイテッド・グアムマラソン2018でも採用されています。

本実証実験の概要図

「イベント×写真をテーマとしたマッチングプラットフォーム」の特徴

沿道の人がカメラマンとなることにより、競技参加者が安価に写真を購入できるプラットフォームを提供いたします。
沿道の人は、専用サイト(https://jp.flashframe.io/)から写真を投稿します。プラットフォームでは、提供された画像データを機械学習で高速に処理し、ゼッケン番号やユニフォームの色で分類することが可能です。
競技参加者はゼッケン番号、ユニフォームの色などで自身の写真を検索できるため、容易に購入することが可能となります。

参加概要

本実証実験については大会当日までの事前参加制度となり、あらかじめ専用サイト(https://jp.flashframe.io/register/)から口座登録などの事前登録が完了した方のみが、当日撮影した写真のアップロードおよび販売を行うことができます。

沿道の人には、アップロードした写真のうち、競技参加者に購入された写真の販売価格の50%がレベニューシェアとして支払われます。

プラットフォーム概要

・価格
購入枚数により価格が変更いたします。
1枚目500円、2枚目400円、3枚目以降は300円/枚で販売致します。
※すべて税抜価格

・写真アップロードまでの時間
24時間以内
※機械学習での認証ののち、目視での写真チェックを実施いたします。

・認識機能(機械学習)
ゼッケン、ユニフォームの色

・アプリ提供
あり(iOSのみ)
※ブラウザからは、OS、デバイス、キャリア問わずアクセスいただけます。

◆詳しくは、下記のFLASHFRAMEのHPをご確認ください。

・FLASHFRAME(外部サイト)
https://jp.flashframe.io/

・FLASHFRAMEとは
https://jp.flashframe.io/about/

◆お問い合わせ先
japansupport@flashframe.io

 

◆FLASHFRAMEの概要(PDF)
レース写真のマッチングプラットフォーム