赤城山の空間放射線量最新情報

大会本番まで1週間をきったと言うのに、台風12号の影響で赤城山も雨続き・・・選手のみなさんもヒルクライムコースの練習や体調管理に大変かと思います。

さて、前橋市では選手のみなさん、そして、応援のみなさんが、安心して赤城山にお越しいただき、赤城山の自然をお楽しみいただきたいことから、ヒルクライムコースの県道前橋赤城線と山頂周辺の空間放射線量を測定し公開しています。

県道前橋赤城線沿線(赤城山ヒルクライムコース)及び赤城山頂周辺の空間放射線量を測定した結果、下記のとおり、日常生活等に影響のあるレベルではありませんでした。

測定結果

8月30日に実施されたヒルクライム走行ルート上の空間放射線線量率(地上1 mの高さ)は、0.057~0.158マイクロシーベルト/時 の範囲にあり、平均値は0.110マイクロシーベルト/時 でした。全施設、文部科学省が示した校庭における暫定的な基準値(毎時3.8マイクロシーベルト)をはるかに下回り、線量低減策を実施する場合の基準値(毎時1.0マイクロシーベルト)も大幅に下回っていました。 また、平均値0.110マイクロシーベルト/時という値は、花崗岩質御影石で建造されたマンションやオフィスビル内等で受ける放射線の量とほとんど変わりません。

線量評価

ヒルクライムで受ける放射線の量を今回測定した走行ルート上における線量率で見積もると、6時間参加したと仮定しても0.7マイクロシーベルト前後と考えられます。この値は、東京 - ニューヨーク間を航空機で1往復した際に受ける放射線の量の約 1/200 程度であり、健康に影響を及ぼす量ではありません。

測定値について

群馬県立県民健康科学大学 大学院診療放射線学研究科専任講師 杉野雅人 博士の指導・監修のもと空間放射線量を測定し、線量評価を行いました。

※単位:シーベルトとは
シーベルトとは、放射線による人体への影響の程度を考慮して表された放射線の量の単位です。

詳細は前橋市役所ホームページをご参照ください
→赤城山の空間放射線量の最新情報

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